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層 ―映像と表現 vol.9 特集1=世界内戦と現代文学―創作と批評の交錯― 特集2=忍者と探偵が出会うとき

層 ―映像と表現 vol.9 特集1=世界内戦と現代文学―創作と批評の交錯― 特集2=忍者と探偵が出会うとき

定価1,980円(本体1,800円) 
ISBN 978-4-8433-5117-8
刊行年月 2016年10月

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本書の内容

【特集1 世界内戦と現代文学―創作と批評の交錯―】
●三島由紀夫以後・中上健次以後・伊藤計劃以後  柳瀬善治 
●「世界内戦」下、「伊藤計劃以後」のSFに何ができるか―仁木稔、樺山三英、宮内悠介、岡田剛、長谷敏司、八杉将司、山野浩一を貫く軸 岡和田 晃
●実作の立場から見るユートピア文学 仁木 稔 
●世界内戦と「わたし」たち 樺山三英 
●複数の「世界内戦」に向けて 押野武志 

【特集2 忍者と探偵が出会うとき】
●忍者から探偵へ/過渡期のロマンを検証する―山田風太郎『警視庁草紙』を手がかりに 谷口 基 
●少女マンガに引き継がれた忍者表象―和田慎二『スケバン刑事』の戦略 小松史生子
●「日常の謎」と隠密―瀬川コウ『謎好き乙女と奪われた青春』論 諸岡卓真 

●堀田善衞『広場の孤独』論―二〇世紀における政治と知識人 水溜真由美 
●映画の犬―『ホワイト・ドッグ』『シーヴァス』をめぐって 阿部嘉昭 
●意想外なものの権利―今井正監督の文芸映画『山びこ学校』と『夜の鼓』 中村三春 

【書評】
●木下千花著『溝口健二論―映画の美学と政治学』 川崎公平